三日月(初出:2012年04月13日)

どこにでもいる私が

どこにもいないと気付いた時

薄い朝焼けに浮かび嗤う三日月

放たれた言葉は水面に散り

水飛沫が闇に消える

涙で出来た雲も消えたが

蒼天は許してくれるのだろうか

仰ぐ私の目に滲む夢と

嘘を砕いて瞬かせた星々と

温かな子守歌の響きは

私の身体を満たして行くが

虚ろな心が、また、咽び泣く
2012-04-19 13:18 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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