私の居るところ

アスファルトに響く無数の人の足音を聞きながら
私は(声にならない)叫びをあげている
道行く人は皆、それぞれに気付かず去っていく

-アスファルトの下の土中で
 私は若いままに腐り、土と同化しつつある-

光が届いても見えぬ今、
私が分かるのは骸に響く足音だけだというのに
何故、あなた達は気付かずに通り過ぎていくのだろう?
こんなにも鮮やかな足音だけを残して

私に足音は残されなかった
残されたのは、ただ、一刻毎に土食われていく微かな音だけ
そしてアスファルトに響く無数の人の足音を聞きながら
私は、きっと、あの空に嫌われて生まれたのだ

-もう一度だけ、それでも光を見たい-

時は、いつでも突然に訪れる
時の流れに、私は存在していない

だから、この光、
今、垣間見えた、この光、
それが私の全てになった
永久の光に、今、なった



For Ayuna.
Be happy forever , you have the right!
2006-08-02 23:40 : 消去一葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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