新しい明日(初出:2012年04月18日)

来ない人を、ただ待つ陽が昇り

歩みを止めた馬が草を食む横で

ただ、せせらぎの音に耳を傾け

そっと君の涙を拭おう

草を薙ぐ風が柔らかく雲を留め

蒼と白との混じる際で

君の絶望と溜息を掬い上げよう

荒波に耐えた絶壁に生える一輪の花のように

小さな、小さな君の希望に陽は笑むだろう

世界を構成する微細な粒子

その全ての集積ですら補えない君の哀しみに

私は、そっと手を差し向けよう

力ないままの非力な手だけど

そっと私の、手を差し出そう

二人、握った手の温もりが

新しい明日になるだろうから
2012-04-20 00:06 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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