無題(初出:2012/04/05)

約束と言う嘘で固められた大地と

自由と言う嘘で満たされた大空と

真実は常に押し潰されて水平線の彼方に追いやられ

求める物は暗闇に置いてきたよ

その優しく、残酷な囁きが鼓膜を引き裂くようで

常に漆黒の夜を求め、彷徨うても

常に眼を差す光陰の幻影に戸惑い

うなじの残り香の記憶だけが明日の寄る辺となろうか

その残り香だけを胸に抱いて、命は紡がれ続けるのだろうか

茫洋とした輪郭を追う虚しさに魂が凍り付き

胸に抱かれた記憶すら遠く消えようとする

朝を待つ人々の寝息だけが夜のしじまを満たし

止まる事を知らぬ歩みは水平線に向く
2012-05-06 12:06 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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