無題(初出:2012/04/23)

涙を流せば届くだろうか
蒼空の下で交わした誓いは

雲過る夜闇の空に
輝く星々は静かに佇み
そっと囁きを交わすけれど
私の声は届かない

明日に向けた言葉を追って
走り続ける今日が続き
疲れたままの君の微笑み

厚い雲間を縫った陽が
チラと瞳に映える時
君は涙を忘れるだろうか

遠い季節をベンチに置いて
忘れ去られた旅支度

言葉を詰めたリュックだけが
旅を待って、もがいている
明日を見たいと、もがいている
2012-05-06 12:14 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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