無題(初出:2012/04/28)

朝に消えゆく星達の別れの言葉は
東から風の涙を運び西に抜け
また来るだろう夕闇が遠くに渡された

君が見つめていた優しさを風は追い
一粒の光を届けて雪に消える

いつの日か出会ったはずの花が揺れ
その横を通り過ぎることのないバスが行き
舞う塵の中に今日が消えて行く

明日のために歌った歌を
月夜が響かせることもなく

ただただ遠い宇宙の果てに
これから光るはずの薄雲が漂い
揺らぐ小さな花を愛で続けていた
2012-05-06 12:15 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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