光の涙を見たことがない

どうでも良い言葉を並べた哀しさに
薄汚れたコートが風を切る

たった一つの言葉だけだのに
全ては川面の小波に反射する光のようで
ただ虚しく光の面影だけを残して消える

反芻し続けたはずの貴方の声は遠く
もう、私の耳には届くことはないだろう

新たな光は絶えることがないが
永遠の中に消えた光は戻ることなく
常に忘却の彼方に飛び往きて戻らず

乾いた唇は開くことすら出来ず
声にならない言葉を秘めたまま
一滴の涙に寄り縋るのだ
2012-05-11 00:20 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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