一人の独り

出遭ったことのない二人の許には
哀しみの訪れることがなく
寂しさだけが彗星のように星間を駆け抜ける

全ての想い出という想い出は
記憶という永遠の谷間に落ち
決して抜け出すことを許されないままに
ただ時の消えることを求めて谷川を流れ追うが
忘却を忘れた海に出ては沈み
更なる永遠に出遭う

ただ冷酷に過ぎる時だけが優しさを留め
求める人々の間をすり抜けていくが
繋がらない言葉と言葉だけを頼りに道は伸び
歩む人達は隘路に苦んで
ようやくに肩寄せ合う温かさに触れるのだ
2012-06-02 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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