明日を拒む夕暮れに佇む

言葉達の間を駆ける時が吹いて
佇む私の前で風は止んだが
街を通り過ぎる優しさは
貴方の元を尋ねただろうか

めくられないカレンダーが揺れると
同じ時間を示し続けていた時計が鳴り
二人の出遭った時を過去に追った

とうに捨てられた過去が辿ると
貴方の微笑みは記憶を失い
私達の時間は星となって空に散った

忘れないと言い残した貴方の後姿は
何処に向かっているのだろうかと
遠ざかるだけだった影に問い
私は独り、夕陽の中に影を失った

夕闇は夜の闇より暗く別れを包み
冷えてゆく風が吹き止まないままに
明日への足掛かりはぼやけてゆく
2012-07-04 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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