タンポポが風に託す

そして無意味な愛を語る言葉だけが真実となり
息をするように嘘しか吐かぬ女が言葉を支配した

嘘と知り、知らぬと演じ続ける男の滑稽さが
無意味な愛を意味ありげにするが
終には飽かれた玩具として公園の隅に捨てられる

打ち捨てられた愛を拾いに夜が訪れては
公園から痕跡を消し、跡形もない更地のようだが
ほんの隅に残った僅かな無意味さが疼きを誘う

その繰り返しを見続けていた
誰も振り向くことのないタンポポが
弱弱しい種を綿毛に包み飛ばし
本当の公園を、いつまでも探し続けていた
2012-10-02 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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