見えない僕が眠ると

君の優しさが僕の哀しみに変わり
夜の静けさに溶けてゆく

この身体を引き裂いて
真っ赤な血が流れれば
君の涙は止むのだろうか

眠れぬ夜を偽る君の手は
僕を抱いてはくれぬだろうか

鳴ることのない電話を抱き締めたまま
無防備に眠りに就いてしまう
僕を抱いていてはくれぬだろうか

君のいない夢の中
僕は独りで街を彷徨う
君が独りきりで彷徨うように

僕も独りきりの夢の中で
いつまでも彷徨い
君を探して傷だらけになってゆく

君のいない寂しさが
見えない僕を切り裂いてゆくのだ
2012-09-07 13:30 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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