非シシュポス的不条理

山に登らねばならぬのに
山肌は美しく氷をまとい
そこに手掛かりも足掛かりもない
しかも山裾は永遠に続き
私は登りながら落下し続ける
何故、登らなくてはいけないのか?
それを考える余裕もなければ、
考えたところで想い付きそうにもない
ただただ氷を登り落ちるだけだ
それでも陽は登り、沈んでいくし
月明かりも定期的に私を照らす
星光は目前の氷に煌めくし
私の汗は蒸気する
こんな山があるのがいけないのだが、
山に愚痴っても仕方ない



と、少しスロー・カーブのところで想った
2006-08-07 15:21 : 消去一葉 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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美しき頂の山には、ひとは登らずとも、ただ懐で眺めていれば良い、のです。なのに、かつてのわたしもよじ登ろうとしました。美しき山を、もしやひとの一生の壁とたとえるならば、よじ登らずとも穴を開けてみるのも一考、かと。僕もまた「うつくしき」そのまやかしに惑う、ひとりの人間です。風
2006-08-07 22:10 : 風友仁 URL : 編集
風さん、再び、こんばんは(^^)

新たな道を開けるよりも登り作業に没頭してしまう・・・
そういう愚かしさというか滑稽さが人にはありますよね。
私なぞは、日々、ツルリツルリと何処に行くのか。
まやかしの中にありつつ、まやかしを見通せるようになりたいものです。

コメント、有難う御座いますm(_ _)m
2006-08-07 22:52 : まっく URL : 編集
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