季節と風が凍り付き

古い季節と新しい季節が交差する点で
貴方のいないままの風が優しく吹き抜け
哀しみを運ぶ先を探し始める

凍らせた涙を敷き詰めた道は遠く
氷河だけで出来た山へと
氷山だけで出来た海へと

私達を運ぶスピードは
粉雪の舞い落ちるよりも遅く
ただ冷たいだけの時間が静かに近付き
やはり凍り付いた優しさが満ちる

冷たさに満ちた歌が流れる街中で
春の陽だまりが純粋な氷を溶かしながら
優しい時間だけを取り出しては
貴方の流す涙に変え
頬にキスする私の喉を潤した
2012-10-27 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補