重ならない時を重ね

曖昧な夕べを歩く記憶は
季節を運びながら漂い
消えないままの痛みを失って
ただ切り裂かれ、散り散りになる

朝を知らぬままに鳥は啼き
矛盾しない矛盾が愛の真実を語り
言葉を失った言葉達が語り継がれる夜
貴方の影だけが消えた痕を
私は踏み歩こう

どこまでも遠く風が吹くと
巡る先は薄く、消える雲に遮られ
何もないところで果てるのだ

重ねられた時が
パズル・ピースのように散乱する中を
暗闇に沈んだ光が射抜き
一つとなる全てを始めようとし
繋がらない隙間だけが生まれるのだった
2012-12-03 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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