傘差す川の流れに沿って

雨を遮らない傘を差して川は、流れている
陽を遮らない傘を差して川は、流れている

霧霞む連山からは遥か遠く
川は、流れている

季節を乗せた水は清冽に濁り
変わらない季節と変わる季節が入れ替わると
山の間を響き渡る木霊は雲に吸い込まれ
川面に映りながら、川を流れる

寒さを遠く、近くに感じながら
黙々と農夫達が畑に向かって歩き続け
その傍らを川を流れて季節は巡り

ただ変わらないままに見える表紙は
それでも紫外線に焼かれて茶けて
終わらないままに終わり続けるのだった
2013-01-04 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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