無効化する全てを抱いて

風の流れ面に陣取る無常が
全ての偽りを無効にしながら
時のない世界に消えてゆくが
手をすり抜ける哀しみが止むことはない

時折は吹くはずの風が止むと
枯葉は戸惑った舞を落ち
直ぐに恥ずかしげに側溝の陰に隠れ
次の風を待ちながら空を小さく見上げている

破られるためだけに交わされる約束だけが留まり
一瞬を突き抜けた永遠となって残るのは

陽の後に月が
月の後に星が
星の後には闇が

それぞれの時間軸で
ゆっくりと昇り、沈み
全てを置き去りにしようとするが
それすら無駄な悪足掻きでしかなく

掠りもしない夕暮れ空を
茜を取るかのように手を振りながら
誰とということもなく、ただ歩いていた
2013-01-12 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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