サクラ サイタカ

散り続ける桜の花びらに抱かれ
冬風だけが吹く夢に眠り
貴方のいない部屋の寒さに、ただ震え
待ち続ける哀しみを知り尽くしたい

それでも春は
夏や、秋も来るのだろうか

それぞれの季節の夕暮れ空の色
それぞれの季節の雨の冷たさ温かさ
私の生きている、温もり

ただ過ぎるだけではない時を
貴方のいないままの季節を
私は、どう生きているのか
知ることが出来るだろうか

もし知ることが出来たなら
貴方宛の手紙を書こうと想う
きっと一言、二言だけど
桜の花びらが散るままの便箋に

そして桜の花びらの下に埋め
大切に、いつまでも想い続けるだろう
見上げる桜の先にある、美しい空のことを
2013-01-30 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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