水の起原を訪ねて雲を歩いた

朝露に光を与えて陽が翳り
私達を立ち止まらせる

遠くに去ろうとしている孤独と
近寄ろうとしている孤独とが擦れ違い
私達の横でたむろっている

その起点を終点として
書かれ続けた詩が消えゆき
なかったものとなり
その一点を、どこに失ってしまったのか

夜を尋ねると会えない時が
泉を満たす水源となり
涸れた川底に雲が広がる音は
私達が手を繋げば聴こえたが

どうかしら、噴水のミスト
その匂いはするかしら

閉じた睫毛の先に集った一粒を
指先に、そっと移しながら
貴方は雲の方に向いて呟いた
2013-02-18 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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