愛された葉を胸に抱く午後

夕暮が街を閉じるのを待つ午後
朝焼けに凍った夢が溶け始め
想い出された哀しみが曲がり角に立ち尽くす

風の重みに耐え切れない葉が
遠くを揺れながら酔い痴れ
涙に洗い流されながら星を見るだろう

太陽光が一杯に広がる空に
一層の輝きを放つ星と
ただ暗闇に沈んでゆく星と
昨日で終わった星と

明日の夕暮れを眺めた昨日を
私達は共有することが出来るのだろうか

別れたまま近付いてゆく両の掌が
胸の前で虚しい祈りを捧げながら
どこまでも薄い葉を挟んで
偽りのない、その世界を愛しんでいた
2013-03-03 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補