眠りを抱き締めて

優しいフロアに抱かれたまま
夢のない眠りを抱き締めていた
貴方のいない眠りを

目覚めは睫毛に
光を灯しながら訪れたけれど
ただ喪失だけが満ちてゆく窓枠の遠くで
切なさが輪郭を失ってゆく

覚えている限りの横顔を
描き残せる筆が欲しいと
泣きながら向かう白いキャンバスと
椅子を周回する白い猫と

時計の音だけが哀しみを刻み
無限小にするけれど
決して消えることがないままで
やはり今日の空も青いのが
たまらなく悔しかった
2013-03-07 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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