薄れゆく雲だけが追い縋る空

逃げゆく空に追い付くために
雲は風を誘うのだろう

空の拒絶に対する怒りとなって
積乱雲の激しさは
届かぬほどに増してゆく

雨を被って歩いていると
雲の怒りや哀しみや
絶望までもが身に沁みる

骨笛の音が乾き切り
星の粒子となる時間
ループする追憶だけが満ちながら
静かに雲は薄れゆく

幾度も繰り返して終焉に向かう全てを
その瞳に引き受けながら
雲は静かに薄れゆく
2013-03-10 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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