夜雪を戴く者達

淡雪を戴いた小枝が
ぼんやりとした球体で浮かび
その外輪に捕まったように
昇りかけの陽は止まる

越えられぬ一線の内
雪に凍り付きながら太陽は青ざめてゆき
消去さえ失う恐怖に震えるのだ
残酷な不確かさで切り取られた日輪と

雪解けを舞う流氷は
ぼやけた陽に少しは融け
ぼんやりと海を漂っている

記憶を失った時間が始まり
窓枠の内で終わる物語が語られ
ベッドに起き直ると直ぐに
夜に向かって朝は疾駆する
2013-03-22 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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