終わりを知らない予兆だけが

昼も遠く過ぎた頃
闇を予感させるくすんだ蒼に
沈む空が真紅の夕暮に開くと
終わりの予兆としての静けさに満ちてゆく

終わりを奪われた哀しみはブランコに乗り
行くべき先を探しながら微かな風にも揺れるが
持主が還ってくることは、決してないのだ

夜の通り過ぎることのない窓を
闇を呼ぶ雨音が激しく叩き
その憂鬱に残照は立ち退いてゆくから
フロアは冷めてゆくばかりで

星を跨いで時が過ぎると
置き去りにされた季節と共に
細い月が独り、昇り
沈む先に向かって歌い始めていた
2013-03-28 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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