星達は月を巡る

深い涙に沈んだまま
静かな瞳は眠りに向かい
過去となった風景の一つとなる
月を巡る星を知らずに

光る土を踏むと春の匂いが立ち上り
同時に息絶えてゆく様子を知るように
月を見るとき、巡る星は忘れられる
空の欠如として知るからだ

辿る足跡を忘れゆくのは
そういったこと達に至極、似ている

辿り着く先は、いつも決まっていて
それでいて、どことも言えはしない
正確には「どれとも」だろうか

必要なのは辿るべき足跡だけなのに
踏んだ、そこが足跡になり
ただ、そのまま消えてゆくだけ
いつでも、そんなものだ

だから、いつまで経っても辿り着けない
そんな気がしながら
もう一度だけの眠りを探すのだ
星を巡る月も、そう言えば知らない
2013-04-05 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補